文部大臣室で、感動の「けん玉指導」
で、その次に、大臣;「今日来た目的はそれはわかっていますから、言わなくても結構です。先生には文部大臣杯を差し上げます。」
その時に大臣が
「大きいのが良いですか?小さいのが良いですか?」
これは二つ目の質問ですね。
私は当然、文部省が大きなトロフィーをくれると思ったんですよ。
私はペレのテレビのシーンがぱっと浮かんで、
待てよ。ここで大相撲みたいにこんな大きなトロフィーをくれ!なんて言うと、藤原一生は欲深いな。と思うんじゃないかと。
この人は僕を試しているな。と思うから、
一生;「はっ、大臣、僕は小さなカップが欲しい。
ペレがキスするようなのが良いです。」と言ったら、
大臣;「ああ、先生は欲がないですね。」
これはしめたな。当たったなあと思ったんですね。
ところがそうではないんですよね。
終わって、全部あの事務官からもらったら、
1枚の紙きれなんですよね。
文部大臣杯の名義を使用して良いという許可証なんですね。
で、結局、文部大臣杯に、文部省に、文部大臣杯に相応しいトロフィーは、
ご自分で作りなさい。ということなんです。
あれにはビックリしたんですね。
ですから、
今、こんなに立派な100万円のけん玉トロフィーね、意地でも作りましたね。
すごいの。
今年も8月の23日かな。
サンシャインでやりますから、見に来て下さい。
私は、文部大臣室にいた時に、
正確に測った時間は28分。
これはもう忘れないですね。
え〜、本当に忘れない。タイムですね。
これは文部省の、文部省付きの秘書官が言ったのですが、
「こんなに長く、滞空記録って言っていいかな?表現が思いつかないんだけど、飛行機で言えば、滞空記録ですね。こういうのは珍しいです。」と言ってたんです。
で、それはどういう事かというとね、秘書官が何かサインを出すんですね。こうやって何かね。そうすると時間ですから。って催促なんですね。
したら、大臣が「えっ、ちょっと待って。休憩取らせてよ。今童心にかえってるの!」と言われてね。
そして、
あと、ふりけんのコツを教えましたね。
いいですね。文部大臣室で、大臣に教えて。
西岡さんがやって、パッと
「おっ!おぬし、やるじゃないか!」って、僕、思わず言っちゃった。「おぬし」って。
で、笑ってたね。
友達ですね。うまいじゃないですか!
大臣;「先生、僕はね、子どもの頃ね、ガラスで削って遊んだんです。」
一生;「やるやる!大丈夫だ。おっ。そこだ!そこで引けば入ります!」
入っちゃった!
うれしかったですね。
それで28分です。
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