藤原一生先生の特別講演の一部をyoutubeにアップしてみました。
文部大臣杯の許可を大臣から直接いただいたエピソードの内容を一部紹介します。
文部大臣杯の許可を大臣から直接いただいたエピソードの内容を一部紹介します。
動画の内容は時々動画が途切れていますが、その内容は以下の通りです。
↓ ↓ ↓
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文部省に行って呼ばれるまで
次の日、私、とにかく行きました。規定の時間通りに。
そうすると、文部省というのは汚い昔のビルでね。ゴキブリがいっぱい這っているようなものすごい汚いビルですね。あんな虎ノ門のいい所にあるのにね。
2階に上がると急に赤いじゅうたんが敷いてあるんだよね。赤いね。偉い人が歩くところだけ、じゅうたんが敷いてあるんだよね。
僕はね、貧民街で育ったせいか、ひねくれ屋なんだよね。そういうのがね。丸めて、どかして歩きたくなっちゃうんだよね。で、あそこのじゅうたんを丸めてどかしたら、どこかに連れて行かれちゃうんだよね。じゅうたんを歩いて行きましたが、待っていること、30分くらいですね。
その間に、僕はひねくれ屋ですから、腕時計をこう外しまして、それで、時計をこう見ていたんです。テーブルの上に置いてね。僕はどういう訳か、並んでいる列のところには置かないんですよ。なぜか知らないけど。
あのよくカメラマンなんかが、総理大臣なんかが部屋に入っていくのをフラッシュたいて写すでしょう?ああいうような狭い所で横にね、きれいなソファーがあったんですよ。1人は座れるね。中にいる声がみんな聞こえるんです。文部大臣の声が。
で、ある人は偉い学校の総長ですね。秘書などを連れて。
「なになによろしくお願いします。」見ていたら、15秒で出てきたね。
だいたいね、長くてもね30秒から45秒。
ちょっと長いなと思ってもね、1分30秒くらいね。
それから、一番長い人で、局長とかいろいろな打ち合わせですね。で、それでせいぜい2分くらいですね。
突然飛んできたのが、あの福岡の方で自民党の議員が選挙で落選かなんかするんだよね、衆議員かなんかが。それで、大騒ぎしているちょうどその時に当たったんですね。その時に先輩の議員が来られましたね。その時で一番長くて3分でしたね。
ただあの時に、西岡先生が偉いなと思ったのは、先輩を入り口まで送って、廊下の所まで。それで、「今日はどうもご苦労様でした。」丁重な丁寧さで、ビックリしたんですね。それから、並んで皆さんに「もう少しで終わりますから」って、政治家だなあって見てましたね。
その次にいよいよ、僕が呼ばれたんです。
そうすると、文部省というのは汚い昔のビルでね。ゴキブリがいっぱい這っているようなものすごい汚いビルですね。あんな虎ノ門のいい所にあるのにね。
2階に上がると急に赤いじゅうたんが敷いてあるんだよね。赤いね。偉い人が歩くところだけ、じゅうたんが敷いてあるんだよね。
僕はね、貧民街で育ったせいか、ひねくれ屋なんだよね。そういうのがね。丸めて、どかして歩きたくなっちゃうんだよね。で、あそこのじゅうたんを丸めてどかしたら、どこかに連れて行かれちゃうんだよね。じゅうたんを歩いて行きましたが、待っていること、30分くらいですね。
その間に、僕はひねくれ屋ですから、腕時計をこう外しまして、それで、時計をこう見ていたんです。テーブルの上に置いてね。僕はどういう訳か、並んでいる列のところには置かないんですよ。なぜか知らないけど。
あのよくカメラマンなんかが、総理大臣なんかが部屋に入っていくのをフラッシュたいて写すでしょう?ああいうような狭い所で横にね、きれいなソファーがあったんですよ。1人は座れるね。中にいる声がみんな聞こえるんです。文部大臣の声が。
で、ある人は偉い学校の総長ですね。秘書などを連れて。
「なになによろしくお願いします。」見ていたら、15秒で出てきたね。
だいたいね、長くてもね30秒から45秒。
ちょっと長いなと思ってもね、1分30秒くらいね。
それから、一番長い人で、局長とかいろいろな打ち合わせですね。で、それでせいぜい2分くらいですね。
突然飛んできたのが、あの福岡の方で自民党の議員が選挙で落選かなんかするんだよね、衆議員かなんかが。それで、大騒ぎしているちょうどその時に当たったんですね。その時に先輩の議員が来られましたね。その時で一番長くて3分でしたね。
ただあの時に、西岡先生が偉いなと思ったのは、先輩を入り口まで送って、廊下の所まで。それで、「今日はどうもご苦労様でした。」丁重な丁寧さで、ビックリしたんですね。それから、並んで皆さんに「もう少しで終わりますから」って、政治家だなあって見てましたね。
その次にいよいよ、僕が呼ばれたんです。
文部大臣とのやり取り〜天動説〜
それで、私がここに座っていると、西岡先生がここで、こうやってね。
その時に、一番最初に大臣の第一声が、何を言われたかというと、
「先生はなぜ、今までもっと早くここにお座りにならなかったのですか?」と言われたんですね。で、僕は、「それは天が動かなかったんです。」って言ったんですね。
「天動説です」って言ったんです。天が動かない。天動。ご自分でね、膝に字を書いておられるんです。それをこうね、ぱっと逃さないのが作家ですね。
文部大臣の指先がね、字を書いていましてね、
一生;あっそれ違います。それは「童」っていう字です。それは山形県の天童。確かに童のようになると自然にピシッと力が入る意味もありますが、私らの場合は、ガリレオと同じで、天が動かなかったっということなんです。
大臣;あっ『動』ですか?
まるで国語の時間でしたね。そういう瞬間というのは、文部省の記録の中に残すべきではないですかね。
初めて、そこで、漢字の意味、日本語の意味の深い、日本語の美しさについての大臣と自身とのやり取りがあったんです。
大臣;それはどういうことですか?
と言われたから、
一生;私は原文平さんとか北杜夫さんとか、偉い人いっぱい知っております。そういう人たちの政治力で、からここに座るのはできたでしょうが、僕はそういうのが嫌いなんです。自然に座りたい。天に連れられて、ここに座る時期を待ってたんです。それが、今日来たんです。
大臣;あ、そうですか。
その時に、一番最初に大臣の第一声が、何を言われたかというと、
「先生はなぜ、今までもっと早くここにお座りにならなかったのですか?」と言われたんですね。で、僕は、「それは天が動かなかったんです。」って言ったんですね。
「天動説です」って言ったんです。天が動かない。天動。ご自分でね、膝に字を書いておられるんです。それをこうね、ぱっと逃さないのが作家ですね。
文部大臣の指先がね、字を書いていましてね、
一生;あっそれ違います。それは「童」っていう字です。それは山形県の天童。確かに童のようになると自然にピシッと力が入る意味もありますが、私らの場合は、ガリレオと同じで、天が動かなかったっということなんです。
大臣;あっ『動』ですか?
まるで国語の時間でしたね。そういう瞬間というのは、文部省の記録の中に残すべきではないですかね。
初めて、そこで、漢字の意味、日本語の意味の深い、日本語の美しさについての大臣と自身とのやり取りがあったんです。
大臣;それはどういうことですか?
と言われたから、
一生;私は原文平さんとか北杜夫さんとか、偉い人いっぱい知っております。そういう人たちの政治力で、からここに座るのはできたでしょうが、僕はそういうのが嫌いなんです。自然に座りたい。天に連れられて、ここに座る時期を待ってたんです。それが、今日来たんです。
大臣;あ、そうですか。
文部大臣室で、感動の「けん玉指導」
で、その次に、
大臣;今日来た目的はそれはわかっていますから、言わなくても結構です。先生には文部大臣杯を差し上げます。
その時に大臣が「大きいのが良いですか?小さいのが良いですか?」
大臣;今日来た目的はそれはわかっていますから、言わなくても結構です。先生には文部大臣杯を差し上げます。
その時に大臣が「大きいのが良いですか?小さいのが良いですか?」
これは二つ目の質問ですね。
私は当然、文部省が大きなトロフィーをくれると思ったんですよ。
私はペレのテレビのシーンがぱっと浮かんで、待てよ。ここで大相撲みたいにこんな大きなトロフィーをくれ!なんて言うと、藤原一生は欲深いな。と思うんじゃないかと。
私はペレのテレビのシーンがぱっと浮かんで、待てよ。ここで大相撲みたいにこんな大きなトロフィーをくれ!なんて言うと、藤原一生は欲深いな。と思うんじゃないかと。
この人は僕を試しているな。と思うから、
一生;はっ、大臣、僕は小さなカップが欲しい。ペレがキスするようなのが良いです。と言ったら、
大臣;ああ、先生は欲がないですね。
これはしめたな。当たったなあと思ったんですね。ところがそうではないんですよね。終わって、全部あの事務官からもらったら、1枚の紙きれなんですよね。文部大臣杯の名義を使用して良いという許可証なんですね。
で、結局、文部大臣杯に、文部省に、文部大臣杯に相応しいトロフィーは、ご自分で作りなさい。ということなんです。あれにはビックリしたんですね。
ですから、今、こんなに立派な100万円のけん玉トロフィーね、意地でも作りましたね。すごいの。
今年も8月の23日かな。サンシャインでやりますから、見に来てください。
私は、文部大臣室にいた時に、正確に測った時間は28分。これはもう忘れないですね。え〜、本当に忘れないタイムですね。
これは文部省の、文部省付きの秘書官が言ったのですが、
「こんなに長く、滞空記録って言っていいかな?表現が思いつかないんだけど、飛行機で言えば、滞空記録ですね。こういうのは珍しいです。」と言ってたんです。
で、それはどういう事かというとね、秘書官が何かサインを出すんですね。こうやって何かね。そうすると時間ですから。って催促なんですね。そしたら、大臣が「えっ、ちょっと待って。休憩取らせてよ。今童心にかえってるの!」と言われてね。
そして、あと、ふりけんのコツを教えましたね。
いいですね。文部大臣室で、大臣に教えて。西岡さんがやって、パッと「おっ!おぬし、やるじゃないか!」って、僕、思わず言っちゃった。「おぬし」って。で、笑ってたね。友達ですね。うまいじゃないですか!
大臣;先生、僕はね、子どもの頃ね、ガラスで削って遊んだんです。
一生;はっ、大臣、僕は小さなカップが欲しい。ペレがキスするようなのが良いです。と言ったら、
大臣;ああ、先生は欲がないですね。
これはしめたな。当たったなあと思ったんですね。ところがそうではないんですよね。終わって、全部あの事務官からもらったら、1枚の紙きれなんですよね。文部大臣杯の名義を使用して良いという許可証なんですね。
で、結局、文部大臣杯に、文部省に、文部大臣杯に相応しいトロフィーは、ご自分で作りなさい。ということなんです。あれにはビックリしたんですね。
ですから、今、こんなに立派な100万円のけん玉トロフィーね、意地でも作りましたね。すごいの。
今年も8月の23日かな。サンシャインでやりますから、見に来てください。
私は、文部大臣室にいた時に、正確に測った時間は28分。これはもう忘れないですね。え〜、本当に忘れないタイムですね。
これは文部省の、文部省付きの秘書官が言ったのですが、
「こんなに長く、滞空記録って言っていいかな?表現が思いつかないんだけど、飛行機で言えば、滞空記録ですね。こういうのは珍しいです。」と言ってたんです。
で、それはどういう事かというとね、秘書官が何かサインを出すんですね。こうやって何かね。そうすると時間ですから。って催促なんですね。そしたら、大臣が「えっ、ちょっと待って。休憩取らせてよ。今童心にかえってるの!」と言われてね。
そして、あと、ふりけんのコツを教えましたね。
いいですね。文部大臣室で、大臣に教えて。西岡さんがやって、パッと「おっ!おぬし、やるじゃないか!」って、僕、思わず言っちゃった。「おぬし」って。で、笑ってたね。友達ですね。うまいじゃないですか!
大臣;先生、僕はね、子どもの頃ね、ガラスで削って遊んだんです。
一生;やるやる!大丈夫だ。おっ。そこだ!そこで引けば入ります!
入っちゃった!うれしかったですね。それで28分です。
入っちゃった!うれしかったですね。それで28分です。
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